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宙のまにまに(7) (アフタヌーンKC)

宙のまにまに(7) (アフタヌーンKC)

朔、番長の巻。成り行きで文化祭前夜祭の指揮を任されることになったが思ったよりもリーダーの資質があったことなんですかねぇ…というよりもこのあたりから妙に積極的になって、それがいい方向に向かった結果ということなんでしょう。ええ、主人公は本当に優遇されてますよ(笑)。さて、文化祭の主役であった演劇部のライバルが登場。それも最近のトレンドを踏まえて「軽音部」ってあたりが(笑)。それにしてもどうでもいい人たちに名前があったりするのに、演劇部と軽音部の二人にはなぜか名前がありません。それにしてもこの演劇部のマリー様は年増扱いされて、中身が月影先生になっているあたりが笑える。まぁ、その前に『ガラスの仮面』が出てきたあたりからそんな雰囲気でしたけど。 さて、それはさておき個人的には最後の姫のお話はやはり外せません。見た目とは裏腹に(笑ちゃんにもそう突っ込まれていた)一途で純真なのですが、友人には煽られたりからかわれたり(一応フォローはしているみたいだけど)、同年代のライバルだけでも多いのに年上のライバルも手強いし(美星に杏やフーミンまで)、おまけに寄ってくる男はタイプのあわないチャラい系ときたもんだ。本当に不幸な星の下の生活を余儀なく送らされているわけです(笑)。この話の流れだと修学旅行で何もなければ、姫のフラグはそのまま消えそうな予感です。というか朔の眼中にそもそも姫はいなさそうなのがもうすでにアレなわけで…まぁ、相手は誰であれ姫は幸せになってほしいなぁ、と作者様にお願いする次第であります