リコリコはフキのこの一言でもういいんじゃないかな…
というわけでイベントに飽きてはいないがうんざりしているので、息抜きに。
鳴り物入りで始まった割にはキャラデザと作画以外の評価は今ひとつみたいです。実際アマプラで見てますが、話の薄さや設定のガバガバ具合からこの評価もやむなしと思います。
どこかに書かれていたけど、主人公のすごさを表現するために敵役の評価も上げる、そのためには相対的に組織としてのDAの評価を落とす、みたいな書き方をするものだからリコリスって？みたいに見えてしまい、今ひとつリアリティを欠く始末。
10年前のテロリスト犯放置したあげく、簡単に仕事させるとかDAの情報部門は何仕事してんのと突っ込まれてもしょうが無い。最強AIが管理している割にクラッカー一人に簡単に突破されるとかスカッとする以前にげんなりする。USBメモリさしてそこをバックドアにするという設定だけど、そんなのセキュリティ的に一発で弾かれるとしか思えないが、そこも凄腕クラッカーという設定で華麗にスルーなのか。
実際、USBメモリをさした瞬間に、攻性ハッキングが可能なのかは不明だが、そんな中途半端な描写するぐらいならそれっぽい演出だけにしておけば、こんなガバガバにはならないのだけど一事が万事こんな感じなので今ひとつ話に入っていけない。
キャラ描写も割と意味不明。11話の段階で、千束（なんでこれでちさとなのかも不明だが）の不殺理由も一応出てきているが、そもそもDAって思想統制してないの？って思う。DAメンバーはだいたい成人前には殉職しているという描写があるぐらいだから、思想統制してユニット最適化を図らずに人間性を残していると、理由はどうあれアンダーグラウンドの仕事なんて耐えられるとは思えないのよね。
1クールのオリジナルアニメにあまりケチつけてもしょうが無いけど、中途半端なリアリティと主人公のチート加減がかみ合わないまま進んでしまったので低評価に甘んじてしまったのではないだろうかしら。
次回は最近の買ったものとかかなぁ…
