分量の60%は女神
ワルキューレ三度目の冒険となる話をベースとした設定画です。後は「冒険」と「伝説」がちょっと。特に「伝説」は以前発売されたストーリーブックのイラスト部分だけを抜き出したものなので、あまり意味がないというか…それにしても
冨士宏の独特な絵柄と凄い感性の世界観はいつ見ても新鮮な感じですよ
久しぶりに設定資料集の名に値する書籍のような気がする。キャ
ラクターの紹介は当然として、作中だとほとんど触れられない世界観についても結構記述されている。これを読めば
アルトネリコの世界について深く知るというのも嘘ではないかも。今までの歴史も詳しく説明してあるので、シュレリアとタスティエーラとの関係や、謎の多いエレミア三謳神についてもなんとなくわかってくる。気になった点といえば、画面ではあまり気にならなかったけど印刷物になると色が今ひとつだな〜と思ったところ。なんというかもっさりとした感じになってしまっているのが残念。それはさておき、ゲームの攻略にはなんの参考にもならないけど背景世界とかを知りたい人には是非とも入手したい一冊。個人的にはミュールのイラストがきっちりとあるのがポイント(笑)
・電撃HOBBY(2006/05)
特集1：Ａ×Ａクライマックス
