もっとファンタジーを!

ふと昔読んだ『ドラゴンランス』が読みたくなったので、本棚を漁って読んでみた。一番好きな四巻は、信念と誇りに生きた高潔な騎士スターム・ブライドブレイドの熱い生き様が特にいい。その中でも大司教の塔でのドラゴン卿との一騎打ちは最高に燃えますよ。まぁ、ゲームとしてみたときに飛び道具も持たないで、どうやってドラゴンライダーを倒すつもりだったのかが気になるところですが(笑)。国産ファンタジーと違って向こうのはいろいろと生々しいんで、そういう意味でも面白いよなぁとか思うわけですよ。こういうのに比べるとロードスなんかは悪くはないけど、薄っぺらいかな…とか思ってしまうわけで。で、俺の持っている富士見版はD&D関係はすでに絶版になっているらしく、ドラゴンランスを始め『フォーゴトンレルム』シリーズも途中で止まっているのが残念。で、アスキーエンターブレインで復刊というか再販が始まっているのは知っているが、なにせハードカバーなものだから高いのがネック。それでも富士見版以降のランスや『ダークエルフ物語』はここじゃないと読めないしなぁ…文庫本を熱烈に希望ですよ。あと、グラマリエの魔法家族もついでに出してくれるとこれ幸い。